吾妻栄子

ヒロインの心理の推移が鮮やかです。
初めまして。 特集で御作を拝見してそこからこちらの作品も拝読するに至りました。 ヒロインが無音の状態に覚える不安感が他人への依存に繋がっていたと自分で気付いてそこから脱却しようとする点が素晴らしいです。 ただ、ヒロインの元恋人が別れ際に非難するほど彼女の言動は他責的に見えない(この元恋人の男性は自分が浮気して別れるので開き直っている面もあるのでしょうし、そもそも彼自身が依存・他責的な性格で別れようとしている彼女に投射しているのかもしれませんが)、ピアニストの男性との関係が末尾で急進展し過ぎている感触も受けました。 恋愛はそういうものだと言われればそれまでですが。 また、場面の転換が少し分かりづらいので章分けするとか「*****」とアスタリスクで区切るとかされるともっと良いと思います。 色々書きましたが、短いけれど奥行の深い作品だという感想が一番先に来る点に変わりはありません。
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お読み頂きありがとうございます! こちらの作品は1年ほど前、私が小説を書き始めたばかりの頃に投稿したものでして、未熟な点も多かったかと思いますが嬉しい感想ありがとうございます。 最近改稿したバージョンがありますので、エピソードタイトルも追加してブラッシュアップしてみました。ストーリーは変えていませんが、以前より良くなっていると思います(^^)/ 特集から見つけて頂いたとのことで、本当にありがとうございました!
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