瀬滝二会

謎があるからこそ、面白い
この作品の中には、いくつか謎が残ります。 ・3度目の人生は、どんなものだったのか。 ・4度目のない「僕」は、どうなったのか。 私は、3度目は、以前よりも良い人生を歩んだと思います。恐らく、2度も不幸を味わったからこそ、3度目の正直が巡ってきた。 そして、一人を助け、自らを犠牲にした彼は、幸せに満ちた世界「天国」へ向かったのではないかと。 とはいえ、小説は、文章だけの物語です。そのため、登場人物の容姿や舞台背景は、読者の想像に委ねられるので、読む人にとって、世界観が変わってきます。 それゆえ、短編は、短い文章だからこそ、読みやすく、読者独自の「想像」を楽しむには、最適だと思えます。
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素敵な感想をありがとうございます!読者の方にどういうふうに感じているのか気になっていたところだったので、嬉しいです!
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