佐々木経久

ちょっとダークなファンタジー作品
多くの人が題材としているアリスですが、今作は一つの国を舞台にしているのが特徴的です。おとぎ話チックな世界観ですが展開される人間模様はリアルであり、人間の描写も秀逸です。 夢想家の少女:夢子が白うさぎによって憧れ続けていた不思議の国へと招かれます。彼女が国に招かれた最大の理由はアリスを捕らえるということでした。そして彼女は物語における重要な役目を担わされます。 この世界のアリスは神に近い存在で、まさしく創造主です。ただの少女の夢子がどのようにアリスを捉えるのか、非常に注目してみたいと思います。 この作品で特筆すべき点は会話が面白いということです。一見物語の本筋に関わってこないような会話から物語における重要な要素の説明に入っていったりするため、世界観をすぐ理解することができます。 クオリティが高くファンタジーが好きな人には注目して欲しい作品です。
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佐々木さん、とても丁寧なご感想有難うございます。 感想文から、佐々木さんの読解力と文章力の高さを感じました。 長文で、しかも最初は物語導入の説明的なものが多いので 結構読まれるのもカロリーを使われたと思いますが…… 本当に有難うございます。 会話も面白いと言っていただけて嬉しいです。 最初の方に出てくる登場人物は物静かなタイプが多いので 出会ったばかりということもあり、 会話がそれほど弾まないのですが…… 序々にテンポよく会話できる関係になってきます。 佐々木さんが仰ってくださったように、リアルな人間模様を意識して書いていきたいと思います。 ご感想、とても励みになります。 有難うござい
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