老いること、忘れること、いつまでも覚えていること
小説の楽しみは奇想天外、ファンタジー、回想、時空の変化など、自由自在な世界。 読者を楽しませる魔法を秘めたこの作品の続きが気になります。 私たちの命は毎日削られている。生まれた瞬間から死へと向かっている。25歳からは毎日細胞が減っていく。 文字を紡ぐ作業は地味だが面白く、達成感がある。 人生もそうだ。勝手に悲劇ととらえないこと。アンネの日記のように、ユダヤ人に生まれようが迫害されようが、ノートの中は楽園だったりするものだ。 この続きはどうなるのか、ハラハラドキドキ、その結末を見るまでは、この世を悪と決めつけるのはやめよう。 なぜなら、若者は大志を抱き、希望を持ち夢を切り開くものだから。そして、うばすてやまのお婆さんもかつては画家を目指していた。いやいや老人ホームに入ろうがまだまだ可能性はある。そう、決して悪くは無い。楽園なのだ。
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