西 東

正義とは不変ではない?
立場と言うか、生まれのために望まない出来事に飲み込まれて行く様と、登場人物それぞれにある信念の絡み合いが複雑な人の思いを考えさせる物語でした。 出てくるほとんどの人物が知り合い同士でありながら、立場や考えの違いから常に腹の探り合いをしつつも、落としどころを探りあっていたのだなと読了した今は思うのですが。 望んでいるのは同じ平和な筈なのに、そこに至るまでに選ぶ道程がどれも物騒さを醸すのは、現実にも国際間での話し合いが水面下でのやり取りも含めて複雑なのを表している様ですね。 最大の黒幕に見えた礼元の思い通りに収まってしまったラストに見えますが、最後の粋な演出と主人公が普通に暮らして行けるんだろうと分かる事の収まり方に不思議と肩の力が抜けた爽やかさがあります。
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ありがとう御座いますm(__)m いやぁ何とか何とか、収まりました。 本当、途中で止めたくて止めたくて。危うく途中、投げ出しやりそうになりました。 でも、何とか終わらせました。 結局、私は平和な世の中を望んでいるんだと。 そして、世界の指導者達も、形は違えど同じ考えと信じたくなりました。 つまらん主導権争いよりも、 宇宙をみろ! フロンティアは目の前だ! みたいなぁ〜。  アハハ、理想主義です。 (⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
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鯛之島さんへ お早うございます。 コメント有り難うございます。 現実での出来事が為に筆を折りそうになったそうですけど、完結おめでとうございます。 国益を考えるなら戦争は疲弊の方が大きいですし、仕掛ける側が悪な部分がありますから、まずは抑止力をって考えは分かります。 でも一般人が巻き込まれ振り回されるのは、洗脳の言葉を考えてしまいますね。 丸く収まって良かったです。
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