吉田安寿

トピックへのご参加ありがとうございました<(_ _)>
12ページまで拝読しました。 まず何よりも「好きなものを自分の言葉でつづりたい」という作者様の熱意を感じました。文章や表現に粗さはありますが、変に格好つけたり、読者受けを狙って書いたりしていなくて、作者様自身が楽しんでいらっしゃるのがとてもよく伝わってくる。「書くってこういうことだよな」と、再認識させていただきました。 さて、古代ローマの知識は皆無といって良い私ですが、物語は時代や国を問わない普遍的な価値観や思想でもって描かれていています。プブリウスとラエリウスの若さゆえの拙さやまっすぐさが眩しいですし、プブリウスの父上をはじめとするローマ軍のお歴々は百戦錬磨のつわものぞろいでありながら、決して脳筋ではない思慮深さがあって魅力的です。最初は「なんだか難しそうだなぁ」と読み始めた私も、いつの間にか引き込まれておりました。 古代ローマという題材は、読み手を選ぶ題材だと思います。それだけに1ページ目の始まり方がいささか惜しい感じがいたしました。言葉が多いと申しますか、おそらく作者様の几帳面なご性格のためかと思いますが、情景描写やプブリウスたちの身上について、少し丁寧に書き過ぎているように感じられました。 また、私もよくやらかしてしまうのですが、表現や指示語の重複が散見されましたので、ある程度書き上げたら十分な時間を置いた後で、客観的に推敲されることをお勧めいたします。 (ちなみに、ホラーの帝王、スティーブン・キングは、「第一稿を書き上げた後の推敲では20%ほど削る」そうです} また、内容とは別のことなのですが、個人的には1ページの文字数が少し多すぎるかな、と感じました。 400~多くても700字くらいに収めたほうが読みやすくなると思います。意図的に改ページを行えば、映画でいうところのカメラアングルや場面が切り替わるように使うこともでき、物語としても効果的です。 ありがとうございました。 (誤字があったので投稿し直しました。失礼しました)
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まず、吉田さんの貴重なお時間を割いて頂きありがとうございます。さらに貴重で大変参考になるアドバイスまで頂き感謝しかありません。また改稿の際に参考にさせて頂きます。吉田さんの感想を励みに頑張ります。また、わがままをを言わさせて頂くと、30ページ手前ぐらいから起承転結の承となり、物語が本格的に始まります。それまではまだ準備段階でして…。ぜひ続きを読んで下さい。できれば最後まで…。そして、また感想をいただけると嬉しいです。
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