昭島瑛子

「常識に疑問を投げかける系作品」好きにはたまらない作品
まずはお仕事がお忙しい中での執筆・完結大変お疲れさまでした。 世の中には「常識」があり、それに反するものは後ろ指をさしたり糾弾したりしてよい、という風潮があります。 本作の主人公の兄である明道は複数の女性と同時に交際する存在です。兄の明道が「常識に反する行為」をしているという理由で主人公の怜も肩身の狭い思いをします。 世間一般が常識とすることに反する明道は悪、という結論に至らないのがこの作品のすごさです。むしろ常識に疑問を投げかけ、読者に新たな視点をもたらします。 怜自身も二人の人を同時に好きになり、どちらともよい関係を築きたいと思う。そこに読者が(少なくとも私が)反感を抱かないのは、怜の感情の動きや葛藤、切実さが丁寧に描かれているからだと思います。 主人公が悩み、行動し、自分だけの答えに到達する。 これぞ青春小説だな、と感じました。
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昭島さん! 素敵なご感想をありがとうございます(ノД`)・゜・。 大変長くゆるい更新にもかかわらず、お読みいただいてすっごく励みになっておりました……。 折れずに完結することができたのは、昭島さんのおかげです!! ありがとうございました;つД`)
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