村川久夢

こんばんは。新作『雨色の扉』は、不登校の少女・優奈が、雨の日を描いた一枚の色鉛筆画に出会ったのをキッカケに、「みんなと違っていてもいい、同じようにできない自分を責めなくていいんだ」と気づく、雨の日のあたたかい物語です。 みんなと同じようにできずに、しんどかった私自身の経験を生かして、書いた小説です。どうぞよろしくお願いします。 https://estar.jp/novels/26122924 <作品説明・あらすじ> 不登校の優奈は、今年で中学三年生。でも、家にいてもつらいだけ。聞こえるのは、母と近所の人が優奈を責める声と、近くの幼稚児の楽しそうな声。 救われるのは、雨の日だけ。町も人も静かになり、優奈が「立ち止まっている」ことも許される気がするのだ。 そんな時、とある喫茶店に、一枚の雨の絵が飾られているのに気づく。静かで、穏やかで、どこか寂しそうな絵……。その絵と、喫茶店の店主には悲しい過去があり、優奈の人生を変えていくのだった……。
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