jan

じゃあ、もう、どうするの?
こんばんは。janです。 これまた絶妙な表現ですね。 ラジオのくだりで「優しい唇」を思い出しました。 あれは音で沈黙をごまかしていましたけど、ここでは音で「孤独」をごまかしているんですね。 この女性(と勝手に思ってますが)は今の恋人とうまくいってないのでしょうか。 (恋人の真意はともかく、少なくとも女性の中では既に冷えきった関係のように思われます) 恋人が両手を広げて微笑んでるというのに、その気持ちが信じられずに素直に飛び込んでいけない、という女性の葛藤が伝わってくるような気がします。 そして最後の文は切ないですね。 深い夜ということは二人は隣同士でしかも「息がかかるほど」結構密着して寝ていることは想像できます。 女性が恋人の吐息を聞きながら心が自分にないことを悟っている様子が伝わってきまして、切ないですね。 しかし何より切ないのは、ラジオや車の音でごまかしていた「孤独」を今はもうごまかす術がない、ということ、これが一番切ないです。 またまた長々と失礼しました。 今回も色々想像が膨らむ素敵な作品でした。 ありがとうございます。 他にも楽しみに読んでみます。
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jan様 いつもありがとうございます😊 ご感想嬉しいです。 お気に入りリストにも入れて頂いてありがとうございます🙇 感激です✨ 『じゃあ、もう、どうするの?』って本当その通りです😊 文章の中の『私』もそう思っているのです。 この『私』もまた、人生の岐路に立つ微妙なお年頃なんです😊
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