吉田安寿

西宮さん、こんにちは。 現在公開分の5ページまで拝読しました。 とりあえず1~2ページで気になったところを挙げてみました。参考になれば幸いです。 【P1】 「それは真夏日」 →「それ」が何を指しているのかが不明瞭です。文脈的には「都内某所」になりますが、なんだかしっくりこない感じがします。 この部分は「今日も暑い。真夏日だ」などと、一人称らしく始めた方が良いのでは? と思います。 「去年は8月、9月に~」 →すでに夏のことを話題にしているのは明らかなので、8月9月は要らないかも。「去年40℃を超えたのは数回だけだったが、今年はすでにそのペースを追い抜いている」とか。 「二年間毎日駄作を書き続けている」という点 →私も一度しか経験がないので詳しくはわからないのですが、作家さんのブログなどを拝見すると、「こんな話を考えているんですよ~」という感じでプロットを立て、それを担当編集の方に見てもらい、良ければ執筆を始める……という流れみたいです。有名作家なら出版社のほうから「先生、次回はこういうのをお願いします!」と具体的な依頼があるかもしれませんが。 なので、何度もプロットを立てて試行錯誤してみたけれど、毎回ダメ出しをされる=駄作扱いになるかと思います。他者の評価以前に作家が自ら「これって駄作だなぁ」と思いながら書き続けるのは、有り得なくはないですが精神的にかなりしんどいと思います。 単純にデビューした作品以上のものを書けていないと自覚しているのならば、そう書いたほうが分かりやすいのではないかと。 一人称で書かれていますが、地の文が少し硬い感じがします。 主人公が24歳なのに自分のことを「私」というのもちょっと硬い印象です。「私」が悪いわけではありませんが、全体的にもっと砕けた感じに書かれたほうがお話も生き生きしてくるのではないでしょうか。 24歳で「私」という人は、かなりきちんとした人か、もしくはちょっと変な人だと思うんですよね(笑) 作家になるくらいだからおそらく後者だと思いますが、そうであれば「変な人」感を全面に出した方が面白いかもしれません。クソ真面目にどうでもいいことにこだわるとか。 続きます。
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【P2】 「新作など出せるはずもないと思い続け~」 →ここも前述したように、そう思っているのならば二年も書き続けることは難しいと思います。「いつか新作を、と思い続け」などにすると、諦めていない感じが出るのではないでしょうか。 「まぁ、『神』などと大それた~」から 「なぜ神は信じず、天国と地獄は信じるのか~」の二文。 →こちらは意味的には二度同じようなことを述べてしまっています。一つの文にまとめられそうです。 例:「まぁ、神などと大それた存在を挙げたが、そんなものは信じていない。信じているのはこの世に天国と地獄が存在するということだけ。なぜかと問われれば、その答えは簡単だ」とか。 「新人賞の
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指摘ポイント、沢山ありがとうございました。 一人称、自分の中でもあまりしっくりきていなかったので、変えようと思います。 その他の点、自分でもその方が良いかもと思う点かなりあったので、参考にしながら変更します! 長編ではなく、短編のノリで書いているので、語れることが必然的に少なくなるので、少ない中でどう表現していくか考えてみます。 本当に細かいところまでありがとうございます! エブリスタで応募しているコンテストの締め切りが間近なので、頑張って完結させていきます!ちなみにもう少しで完結ではあります!
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