青端佐久彦

二幕⑤アップ完了。 韓遂の物語一章第五話。って感じですかねぇ。 今回、新キャラらしいのは宋建だけです。 ではまず彼の紹介から。 宋建。賊なので字はなし。 史実において王を自称したという記述があり、さらに有力な群雄の一つとして長い間存在したらしいので、濃いめのキャラにしてみました。 キャラモデルはFGOのギルガメッシュ。 一人称が『新しき王』。 本当は『新しき王』にルビで『おれ』ってやりたかったんだけど、さすがにギル様過ぎるかな、と思ってやめました。 書いてる時は、仮想ギル様を憑依させていたので楽しかったです。 今回のお話としては、どうして金城郡の太守と護羌校尉が緒戦で戦死したのか、というところに焦点を当ててみました。 まず、どうして護羌校尉と金城太守が同じ地にいたのか。 それに関しては、本文でも言っているように、宋建と王国が手を結び、更に羌族との連合を組んでいる疑いが出たため、と解釈してみました。これなら違和感なく伶徴と陳懿を戦場に引っ張れます。 また、隴西郡の賊を討伐するというのに隴西太守は参戦せず、金城太守が参戦しているのも、金城郡で部隊を再編しようと伶徴が考えたため、と解釈しています。 隴西の郡治から河関・枹罕までの間には夏口という県があり、下手をすると県全体を巻き込んだ戦いになって民にも影響が出ます。それを避けるために大回りではありますが金城郡から賊を討とうとしたのではないか、という新説です。 戦の展開としてはあっさり目に終わらせました。 督軍従事が刺史府から派遣されていたら。 そして、その督軍従事がすでに敵に寝返っていたら。 そりゃ、城もあっという間に落ちるってなもんです。 というように、登場人物はおふざけ目でしたが、意外にしっかりとした新説要素となっていると思いますので、何か変なことがあったら教えてください。 なんといっても相も変らぬ即興なので。 詳しくは配信を見てくれればわかるはず。 書きながら地図とか見てからね、佐久彦さんは。 というわけで、次回はもうちょっと韓約の回りのお話になると思われわれ。 呉結や辺雪が合流し、更に今回のお話では不透明だった王国さんも登場できたらいいなと思う次第でございますが、はてさて。 では、また次回、お会いしましょう。ばーい。

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