Joe Jan Jack

少年少女のハードボイルド
Case book.1を読みました。 タイトルからは、青春放課後探偵団的なノリを想像しちゃったんですよ。そんなわけなかった。 冒頭から緊迫した雰囲気、にもかかわらずこなれたストーリーテリングでぐいぐいと物語へと引き摺り込まれます。 ハラハラの中にコミカルなやり取りが絶妙な匙加減で差し込まれていて、それどころじゃないのにクスッとしてしまう場面も。 初見では文字量に圧倒されましたが、ページをめくったら全く長さを感じませんでした。 ティオは特殊な環境で育った、平たく言うと歪な少年。エレンは二つ年上で、両親を亡くしてもほんわか天然に育った少女。 ひょんなことから追われる身になって、様々な局面を一緒に(ほぼティオ任せではありますが)乗り越えて。 全くキャラの違う二人、おそらくティオ一人なら難なく切り抜けてしまってドラマにならないところを、エレンがいい仕事してくれます。 ティオの精神的な成長や治癒にも、エレンはこの先重要な役割を果たしていくんでしょうね…。 (物語の中で描かれなくても、そうなっていきそうな感じが想像できました。二人のリアリティというか…。) Case book.1の時点で、だいぶハードな巻き込まれ方をしていた。二人。この先どんな事件に遭遇するのでしょうか。 スマホ片手にビールが進んでしまう読者なのでした。
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めちゃくちゃお久しぶりです。 まずは、ご感想を下さりまして、誠にありがとうございました。 そして、返信が、有り得ないくらい遅れまして、大変申し訳ございません。 実は、Joeさんがご感想を下さった前後に、いつも使用している端末がトラブりまして……ログインしたくてもできない状況が続いておりました。 本当にすみませんm(_ _)m とても温かいコメントにご感想、大変感謝致しますと共に、励みになっております。 ()内のご指摘は、本当仰る通りです( ´∀`) もしお宜しければ、続きもお付き合い頂けると嬉しいです。 それでは手短ですが、この辺で。 この度は、お忙しい中、私の作品をお読み下さり、本当に
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