藤白 圭

色褪せた世界に見える鮮やかな色
耽美な文章から織り成される『色褪せた世界』の中に見える紅と玉虫色。 紅花の別名は源氏物語の中に登場する姫の名だが、彼女は源氏と契るも、その容姿から捨て置かれ、貧窮し荒廃した屋敷に住んでいるところで、再び源氏と出会い、同情され援助を受ける。 最終的には『救い』のある話であることから、きっと、この物語の主人公もまた『願い』は叶ったことだろう。 幻想的な雰囲気から突如として色づいたものは、自らの命を削ってまで叶えたかった復讐の炎なのかもしれない。 耽美で残酷な色を堪能させて頂きました。 面白かったです。
1件・1件
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ 座長、拙作に過分なる感想をありがとうごじゃます! まあ……怖くないけどね(o・ω・o) もっと精進します_(_^_)_

/1ページ

1件