七生

この作品の作者です。
僕、いえ、私はこの作品の作者です。もう誰かの目に触れると事のない作品だと思いますが今の私の現在をお話しします。まず、この作品の作者は男ではなく女、寿は男で本当は寿史(ひさし)と言う名前でした。私は彼を16年思い続けました。年齢も31歳になってました。もちろん16年間の間に付き合った人も居ましたがやはり忘れられない人でしたが、31歳の時に4つ下の男性と出会い2年の交際をし、今年の2023年の1月に入籍しました。そして今はお腹に新しい命が宿り幸せに暮らしてます。今は住んでた場所からも遠く離れておりなかなか地元にも帰る事も減りましたが彼の事は一生忘れる事はないとおもいます。なぜ私があの作品を書いたかと言うと将来への自分のエールのために書きました。内容はほとんど覚えてなくて、幸せになってねって事を未来への自分に書いた事だけ覚えてます。 彼の居ない16年間は本当に長くて悲しくて苦しくて生きていても楽しくなかった日々でした 私はやっと今人生のスタートラインに立った気がします。誰よりも出遅れてますが今は私を支えてくれるパートナーが居る。私の隣の席はやっと温もりを取り戻しました。私の中で彼を好きで居る気持ちは無くなってはないです、なくなる事はないと思いますがそれよりも自分のパートナーの方が好きと言う気持ちが強い事だけは間違いないです。 私に初めて恋を教えてくれたのは彼で、私の心を救ってくれたのはパートナーです。 やっと私の長い長い旅が終わりました。本当に沢山色々な事がありました。作品を読み返して懐かしいと思いながら涙を流しました。もう一度戻れるならもう一度会えるならと思いながら読み進めました そして、まだこの作品が残っていて良かった。 高校生の頃に私が書いた作品を大人になって読み返す事ができたことが嬉しかったです。 今は本当に幸せに暮らしており優しいパートナーと子供が産まれるを楽しみに待つ日々です。 寿史へ、私はあなたに出会えて本当に幸せでした 私を沢山幸せにしてくれてありがとう。 いつかまたどこかで会えたならあなたの笑顔が見たいです。これで私が高校生に書いた物語の結末です。長い間完結できなくて申し訳ありません。 いつか読書様の目に触れる日が来ればいいなと思います。長い間ありがとうございました。             2023年8月14日  七生

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