ともなり

超・妄想コンテスト『雨よ降れ』裏会場👑銀賞受賞作品
病弱の少女と雨の日に窓越しに出会う不思議な少女のお話。まず驚かされたのが主人公がどこに居てどういった状況であるのかを伝えるのに説明ではなく明かす形にしている事。その流れが清流の様に非常に綺麗で美しいと感じました。入り込んでくるファンタジックな要素も描き方によっては奇怪だったり異様であるのに、それがとても喜ばしい事の様なわくわく感を伴わせ、どこか日常に延長にありえそうな錯覚を覚えました。 閉鎖空間雨、低気圧と湿気による弊害、雨、冷たい隔たり、深刻な病。これだけの要素を扱いながらそこにネガティブさを感じさせず。むしろさわやかな印象を持たせる事に成功しているのは見事だと思いました。連作にも出来そうな可能性を感じました。
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素敵なコメントありがとうございます!ページコメントでも導入を褒めていただき嬉しいです。最初から状況を提示するよりも、後からお出しした方がインパクトが狙えるかと思いあのような形になりました。 途中までホラー落ちにしようか今回の前向きな感じにしようか悩みながら書いていたのですが、こちらのコメントを読んでこの形で良かったのだと改めて安心できました!レインと美雨の物語は、きっと雨の向こう側に続いているんだと思います☺️
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あんな綺麗な導入はなかなかないと思いました。雨の日には魚が間違って空を泳いだりしないかな、なんて思った事が有ったので空飛ぶくらげはとても素敵だと思いました。
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