夢咲 咲子

読む手が止まらない素晴らしい物語でした。
コンテストで賞を取られていたので、気軽に読み始めてみたところ ページをめくる手が止まりませんでした。 小説内に出てくる情景、表現、全てが時代を感じ、 一気に大正浪漫の世界に引き込まれます。 主人公の祥太郎は、カッコつけていないのにカッコよくて すごくキュンキュンしました。 カヨ視点で見ると憧れの大人という感じで、 旦那視点では可愛い若造という感じで、 涼さんから見ると同じ目線の男性という感じで。 カヨはとっても可愛い女の子で、 可憐さと強かさ、賢さを感じる素敵なヒロインでした。 時代を切り開いていきそう。 メインの登場人物以外の人々が とても生きている感じがするのも この作品の魅力だと思います。 義母や女将さんという暗い側面のある女性たちの気持ちも それぞれの境遇で理解、共感できて……。 だからこそ、違和感なく最後まで物語に浸ることが出来ました。 素晴らしい作品に出会えて、 作者さんは勿論、コンテストの存在にも感謝です。
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夢咲咲子さん 素敵なコメントありがとうございます! 祥太郎の気取らないかっこよさ、カヨの可憐かつ逞しい感じなど私の書きたかったキャラクターの魅力を見事に文章化してくださってとても嬉しいです。 また、主人公の2人だけでなく、暗い側面を持つ人物、名前のない人物に至るまでしっかり「生きている人間」を書きたかったので、それが伝わっていたようで本当に嬉しく思います。 温かいコメント、大変励みになります。 この度はありがとうございました😊
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