小蔦瑠璃

「ウィザードゲーム」とても面白かったです。 レビュー欄に書けなかったことなどを少し。 最後の最後、小春はみんなの代償を身一つで贖って消えたのか? ひょっとしたらそうではなく、正式に魔術師として彼らのメンバーに加わったのかも、などとも想像しました。 どちらにしても蓮とはもう二度と会えない。けれども蓮が思い出してしまったラストには心が震えました。 だれも彼女のことを覚えていないなんて悲し過ぎるから。 私は本家の映画「バトル・ロワイヤル」を鑑賞したことがあります。(原作の小説は未読ですが) 若者たちが無為に殺し合いを強要されるという設定は、現実のこの世界の不条理の投影だと感じました。アニメ映画「エヴァンゲリオン」を観たときにも似たような閉塞感を感じ、深海誠の「天気の子」を観たときに、すべてのフラストレーションが昇華された気がしました。 花乃衣さんの「ウィザードゲーム」はどちらかというと「天気の子」に似た、どこかスッキリとした味わいでした。 与えられた運命に潔く従うのではなく、自分の心に強く秘めた願いを胸に、抗って抗って闘い続けた小春たちの強い意志を、強い祈りを、とても尊いものだと感じました。 言葉足らずですみません。またふらりと読みに伺おうと思います。 楽しませていただきありがとうございました。
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ありがとうございます! 最後までお付き合いくださっただけでも凄く嬉しいのに、そこまで考察して頂けてより嬉しいです😭 作者冥利に尽きます。 ラストに関しては、私の口からはあえて言わないでおこうと思います😌 色々な想像が出来ると思うので、またそれでも楽しんで頂ければ幸いです。 「バトル・ロワイヤル」、私は観たいと思いつつまだなのですが、小蔦さんのお言葉でより観たくなりました笑 突如として理不尽で不条理な環境に放り込まれたとき、自分ならどんな選択をするだろう…と考えてしまいます。 おっしゃる通り現実世界の投影、縮図なのかもしれないですね🥺 わあ〜本当ですか! すっきりとした味わい…「死」に関連
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