ぴょんきち

芥川龍之介だ
 西令草と言う人に、芥川龍之介が乗り移ったのかと思ったら、違った。  芥川龍之介を、西令草と言う人が乗っ取った。    と、言うのが正直な感想。  まるで、モビルスーツを乗りこなすみたいに、芥川龍之介を操縦している。  芥川龍之介は、それでも何食わぬ顔で、飄々と動いている。  日本語として、凄いと言う表現は不適切だと思うけれど、じゃあ、何て言えば良いのだろう。  度肝を抜かれた? うん。ぴったりだ。  Gパンもスーツも着こなす、細マッチョな芥川龍之介が、山頂からの朝焼けを、美しい物語にしてくれる日も、近いのかも知れない。
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