冬木 真魚

突発ですが、エブリスタさんに置いてる短編、「犬と東京タワー」「honey」「さくらさくら」「ココア。」+書き下ろしで「さくらさくら」の続編を加えて、Kindleで初期短編集として出しました〜。(ココア。は、おまけ?) と言っても、エブリスタさん投稿分も、今回は今まで通りひっそりと置いておきますのでご安心を。 かなり古い作品ですし、今さら感はありますが……。ふと、ちょっと同人誌的な感じの本を作ってみたくなったので。 それで、トロイメライみたく、あえて昔の形に戻す方向で改稿して、表紙とか中表紙とかいろいろ楽しかったー*^-^* と。完全に自己満足仕様ですが。 一番がっつり改稿したのは「さくらさくら」です。 ラストシーンがかなり変わっているので、ここに載せてるエブリスタ版からは、書き下ろし続編には繋がらなくなってしまいました。。。 もう、こっちはこっちで別物と思ってくだされ。って感じです。 元々のこのお話は、学生時代に書いたほぼ処女作ということもあって、思い入れはあるのですが、めちゃくちゃ拙くて……。 エブリスタさんに投稿するに当たってがっつり改稿して、ラストシーンに至っては変えたというより端折った。という方が正しいくらい削ったのです。実は。 ぶっちゃけ、エブリスタ版さくらさくらの方が、ラストシーンはそれなりにキレイに纏まってるかな。と思います。 短編だし、こういうサラッとした終わり方で、あとは読者さんの想像に委ねる。的な方が良いのかも。 でも、『初期短編集』として出すなら、やっぱり拙くてもあえて元の形の方がいいのかな。と、直せるところは直しつつも、ラストシーンの流れも初出の形に戻しました。 ただ構成的にバランスが悪いところはどうしようもなかったので(唐突というか、ブツギ切れ感があるというか……)、補足的な意味も込めて書いたのが、続編「はるなつあきふゆ」になります。 今よりもずっと同性愛に理解がなかった頃のお話なので、そのつもりで読んでいただけるとありがたいです。。。 どうぞよろしくお願い致します。
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