管野アリオ

超天然女子の大胆発言から始まる、ピュアなラブストーリー
『茉里ちゃん、上司に過激な事を言うなぁ……』 この小説の序盤を読んだ感想です。 カフェで別れ話をしているカップルに遭遇した、主人公の茉里。しかもそのカップルの男性は、彼女の上司、悠樹。 あまりにも気まずい雰囲気から物語は始まり、カフェを後にし、立ち寄った蕎麦屋で食事をしながら、茉里は悠樹に大胆な提案。 仕事と、そして二人の住まいが同じマンションという事もあり、私生活でも共に時間を過ごして行くうちに、悠樹は茉里に惹かれていきますが、茉里は悠樹と一緒にいるとドキドキする事が、恋だという事に全然気付きません。 それでも、レッスンと称してキスを交わし、純潔を悠樹に捧げ、クリスマスに二人で熱海へ旅行に行った時に、茉里の気持ちが恋だった事にようやく気付き、二人は恋人として結ばれます。 今回、脇役の皆さんが、凄くいい味が出ていると思いました。 特に葉子さんのセリフは、所々で笑いのツボを刺激し、吹き出しそうになりました。 『掃除機ゆうくん』 もうこれは何度読んでも声に出して笑ってしまいます。 きっと吸引力が変わらないどころか、日毎にパワーアップしていく、ただ一つの掃除機なのでしょうね。 超絶天然女子の茉里が疑問に思う事や不安な事を、包み隠さず伝える悠樹の優しさは凄く素敵ですし、 二人の関係が始まったきっかけは不純なのかもしれませんが、とてもピュアな恋愛だと思ってます。
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アリオさん、コメントありがとうございます。 この作品は「偽りの…」の次の作品でしたので、前作が切なかった分、笑えるお話を…とラブコメチックに書いた作品でした。 そういう理由もあって…というわけではないのですが、茉里の発言、最初からぶっ飛んでましたよね…(笑) その茉里に翻弄されながらも真面目に茉里と向き合ってくれる悠樹。 悠樹の何でも包み込んでくれる優しさで茉里も自分の気持ちに気づくことができました。 茉里と悠樹だけでなく、葉子や若菜のことも応援してくださり、とても嬉しく思っております。 今になって読み返してみると、TL過ぎたかな…と反省していたのですが、ピュアな恋愛だといっていただけて嬉しか
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上乃凛子様、お忙しい中、返信ありがとうございます。 『偽りの〜』『月に魔法を〜』と拝読させて頂き、茉里ちゃんと悠樹氏の二人は、初々しさというか、凄く爽やかな雰囲気を感じました。 なので、上乃様がTL過ぎたかな?と仰っていた甘いシーンも、そんな爽やかな雰囲気がある二人だからこそ、引き立つのかな?などと思っています。 少なくとも、この二人の甘いシーン、私はしっかり堪能させて頂きました(笑) 茉里ちゃんを囲んで、葉子ちゃんと若菜ちゃんのお二人やり取りは面白くて、私も社食で会話に参加しているような気分になり、凄く楽しませて頂きました。 行儀が悪いですが、私もご飯を食べながら社食でのシーンを読んでい
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