【コメント】

ああいああこ【ゆる腐わ女子】

#ツイノベ (未満) #オメガバース #創作BL 　東大を出て一流外資の就職を勝ち取り、花形の営業六課に配属され一年。学歴も留学も元体育会系部長のコミュ力も、何の意味もない。同じαであっても、周りの能力には全く及ばない。　ボキボキに折れた。人生初挫折で痩せ細る俺に、早々と新たな辞令。『そうか、次は〝保養地〟か。おめでとう』『一からやり直してこい』　六課の先輩α方に、肩をバンバン叩かれ送り出された。　確かに、異動先の営業一課は保養地のようだ。老舗企業の固定先との丁寧な取引。競い合う刺激はないが、課内の連携は親密。指導は時間をゆったり使う。手取り足取り。　中でも課長は〝保養地〟を象徴するかのように穏やかで、ぽわぽわな空気の発生源だ。「先方の会長さんから頂いたお菓子だよ。αくんは頑張りすぎだから、休んで休んで」　なんて、眼鏡の奥から優しい眼差しを向けてくる。課長は珍しく営業上がりではなく、事務方からのんびり出世した人。自分でアイロンをかけたワイシャツに、アームカバーが似合うおじさん。圧を感じないから、多分、β。　体重が少しずつ戻るのと同じくして、少しずつ恋していった。αとしてまあ普通にモテてきたわけだが、違和感はなかった。「ごめんね、残業頼んじゃって。お疲れさま」　毎日定時の課で、初めて課長と二人きり。　ちょっと頬を染め、缶コーヒーを俺に渡す課長。静かで無機質なオフィス。夜の窓にシルエットが鏡のように反射している。「課長！」　思わず肩を引き寄せ、キスをしていた。苦い唇。「あ」「αくん、元気になった。もう大丈夫だね」　にっこりと課長が笑う。俺の衝動に驚きもせず、嬉しそうに。シュルリ、ネクタイを解く。「ここも、元気だ」　課長！　体が動かない。眼球だけが、俺のチャックを下ろす手を追う。　圧がかか……る……え、か、課長αなのか?! 「いいこいいこ」　撫でられた。【えちち自主規制。ぱっくり】『いやあ、αくんが羨ましい』『一課長、最高の天国見せてくれますからね』『〝保養地〟で新人部下を、何人仕上げたことか』by前の課の先輩方。翌日つやつやのαくん爆誕。人畜無害風びっちおじさま癖が好評だったので、【新人α】×【部下喰いα】を書いてみた。皆様おやすみ♡ そのうち更新します。浮気ごめんね。

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