昭島瑛子

改めて思いますが、トコさん小説書くのうまいですね
2ページ目を読んだだけでも風景が見えて温度を感じられる文章です。「映像が見える」ではなくてそこにいるような臨場感。 それでいて「ハンモックは、誰も抱いていなかった」「アート作品は、今日も互いを見つめ微笑み合っている」といった表現が、監督が映像に込めた意味を感じられる映画のようでもあります。 最後まで読み、ラストを知ってから読み直すと「確かにけんくらさんはそうなんだ……」と気づけます。 小学生のじゅんくんとの会話の中に出てくる優しさと弱さの関係は、後に説明されるximyが作られた経緯を彷彿とさせます。 ximyが寂しさを知らないのは、誰かとの別れが来る前に機能を停止してしまうからなのかもしれませんね。 まとまりのない感想ですが、とにかくすごい作品でした。
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ぁあああー!ありがとございますっ! そして私がこの作品に対して考えてた「読み直しで気付く描写」についても、しっかりバレ……いや掴んでいただいていて、もうめちゃめちゃ嬉しいです。 実は「じゅん」の存在がすごく重要な本作。彼もまた、みたいなひっかかりを持って、社長ほかそれ以外の人々の存在意義と思考に「探り」を持って読むとまた違う味を楽しめる小説だと思うのです。 昭島さんに読んでいただけるのはいつも嬉しい。ありがとございます! また書きたい気持ちが盛り上がりましたw
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読み直して改めて気づかせるのがすごいです。最初は私もハンナさんがximyだと思って読んでいたのに、読み直してみたら「ああ!」って感じでした。 書きたい気持ち、盛り上げていきましょうw
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