Cahier

小蔦様、ご高覧ありがとうございました。丁寧な感想をいただき感謝申し上げます。 作品紹介についてですが、どうぞご自由にご投稿ください。むしろ聞いてくださりありがとうございます。^ ^ もし可能であれば、「当事者の苦しみを知っていただきたくて性的なことに触れていますが、残酷で暴力的なシーンはありません。」のようなこと(コピペでもいいのですが(笑))付け足していただけたら幸いです。 作中でも触れていましたが、アセクシャルは海外でもセクマイのカテゴリーに加えるか否かで論争があります。これはあくまで私の経験から思うことですが、アセクシャルは、マイノリティの中でもマイノリティのような存在になってしまった人たちだと思います。特に「恋愛はOK性的なことはNG」というアセクシャルは、かなり社会の中で抑圧に苦しんでいると思います。本作はそのような人たちの存在を知って欲しくて執筆しました。 美結についてですが、気づいてくださって嬉しいです。実は1ページ目で美結が見せたツイートには特別な意味がありました。美結は直より先にアセクシャルの存在を知っていました。自分もアセク?と思いながら認めたくなかった。あの時、美結は皆の反応をうかがっていた…ということです。そして美結が直のことを好きだったのなら、真に惹かれていくのを見ているのは辛いことです。同性に恋愛感情を抱くけれど性的なことは感じない。これは恋愛的指向と性的指向を分けて考えなければ説明がつかないことで、エースコミュニティで頻繁に見る事例です。あえて明示的にしなかったのは、本作が「ヘテロロマンティック・アセクシャル」にフォーカスしたかったからです。 まわりの大人たちのリアクションも海外ではしばしば問題になっていることです。「私・僕はアセクシャルなのに親が、大人たちが否定してくる」そう心を悩ませているティーンズがネットで助けを求めています。日本ではネット上にコミュニティが少ないのが現状で、きっと同じように悩む人たちがいるのではないかと思いました。ヒロインの直を高校生の設定にしたのはそれが理由です。 長文になり恐縮です。沢山の作品の中から見つけてくださりありがとうございました!
1件・2件
お返事いただきありがとうございます。 恋愛指向と性的指向をわけて考える概念は、日本語にはまだ乏しいように感じます。ロマンティック・アセクシュアルという言葉も今一つ浸透していないようで、以前検索したときには、アセクシュアルという言葉自体がアロマンティック・アセクシュアルのみを示すかのように解説されているサイトもありました。 そして、エブリスタで私はしばしばタグ検索で作品を探すのですが、現状アセクシュアルについて描かれた作品はCahierさんの作品のみのようです。 おそらくですが日本では当事者ですらその言葉と概念を知らず、自分がなにものであるかを見つけられていない人がまだまだ隠れている状況なので
1件
小蔦さま お返事ありがとうございます。 この作品は、現在の日本のアセクシャル理解に対する不安感(不信感)に杞憂を感じて一気に書き上げた部分もあります。おっしゃるように、ネットには誤解を与えてしまうような説明があふれていて歯がゆいと感じることがあります。 海外では「アセクシャルが何かを自分で説明できる歳ならば自認するのに十分な年齢」といわれていて、13歳の子が自認してネットで発信したりしてます。アセクシャルの旗も日本よりはるかに認知されていますし……。ですので小蔦さまのように関心をもっていただけたことが本当に励みになります。 紹介文はとくにこだわっておりませんので、かえって投稿しにくくな
1件

/1ページ

2件