タコはタコ足のタコ
アキタコってなんぞや? 不思議なタイトルに惹かれて読み進めれば、瑞々しくも青春のドス黒さと皮肉をキャッチーな会話で彩る、にわさん節炸裂の本作です。 しかもタコは、タコ足のタコ。 二股どころか三股、四股……と複数交際で有名な兄の通り名で、その悪名高さに悩まされる妹、伶ちゃんに同情せずにはいられない。 それでいて、伶ちゃんの周りの個性豊かなクラスメイトやセクシー先輩(私の推しキャラ・笑)の登場で「タコ足」に絡まれるような事態に陥るという……。 これはラブコメ展開? と思いきや、最後の最後はさすが「純文学度数」の高い書き手様です。ヒトの恋愛関係において「対」「カップル」が自然の摂理のように語られることに一石を投じてくれました。実は私がずっと感じていたこの違和感、遂に文学として書いて下さった……✨✨ 本当にもう、これだからブリーフ文学の生みの親・にわさんの小説はボディブロー強いです。最高です!! 2も楽しく拝読させて頂きます♪
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本当に素敵なご感想をありがとうございます;つД`) いつも未苑さんの感想やメッセージに助けられていて、無事完結できたのも、2を書こうと思ったのも素敵なお声をいただけたからです(●´ω`●) 2も長期戦になりそうですが、引き続き温かい目で見守っていただけたら泣いて喜びます……。 これからもよろしくお願いします(ノД`)・゜・。
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