佳乃

〈残心〉完結です。  以前どこかで書いたのですが、護と奈那のその後は〈それなりに〉幸せです。  護の結末は本人的には幸せですが、その幸せが側から見て幸せかは別の話。  護のその後はだいぶ前から準備はしているのですが〈愛心〉に今後出す内容のネタバレになってしまうのでいつか〈番外編〉として出すと思います。  ただ、自分では狂気を孕んでいて嫌いじゃないのですが、その話をチラリとした時に〈護はもっとちゃんと幸せになっても良いんじゃない?〉と言われたので一般的には幸せではないようです。  奈那は最後に出てきたパートナーと添い遂げますが、常に〈辻崎〉の影に怯える人生です。  パートナーとの仕事がうまく行けばいつか辻崎の横槍が入るかもと怯え、一定以上に業績が伸びなければ辻崎のせいかと疑い、何かマイナスな事が起こればそれこそ辻崎のせいだと思ってしまう。  子どもが生まれて、孫が生まれて、その子どもや孫のご縁の先に辻崎が関わっていないか、横槍が入るのではないか常に気にして生きていく人生。  大きくガツンと落とされるより、いつ落とされるのか、いつになったら許されるのか、もしかしたらもう許されたのか、許されたと思い安心した先に落とし穴が有るのではないか、そんなことを気にしながら送る人生はとても辛く長いのではないかと思っての終わり方です。  亡くなる前の言葉は「護、ごめんなさい」とパートナーの手を握って一筋の涙を流して、最後の最後に奈那にどれだけ尽くしても救われていなかったとパートナーのことも悲しませて欲しいです。  護への謝罪=辻崎への謝罪だと思ってます。  そして〈護って誰?何があったの?〉と先の世代にも塊根を残して欲しい。  実際のところ、辻崎は全く相手にしていないのですが…。 〈愛心〉の中で静流が奈那に触れた言葉があるのですが、それが全てです。  と言うのが自分の中での2人の結末なのですが…結末を想像するのは自由なのでもっとドロドロな結末があっても良いと思います。  パートナーを見限って次から次えと乗り換えて身動き取れなくなるのもありだし、反省して多くを求めずに囲われたまま静かに終える人生もありだし、それぞれの結末をご想像ください。  明日からは〈愛心〉の投稿となりますが、こちらの話は本当にまだまだ触りしか更新できていないので気長に待っていただければ嬉しいです。
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光流君&パ-トナ-のその後のLOVEストーリーを読みたいので、創作宜しくお願いしま~す🙇😻💜楽しみに待ってます😉😸
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ミッキーりんさん、ありがとうございます✨ 今日、明日の更新は光流と結斗の話になります。 少しずつ少しずつ2人の仲を進めていけるよう頑張りますのでお見かけの際はよろしくお願いします🙇‍♀️
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