仄映ゆら

一歩踏み出す
恋人を失って自暴自棄だった博啓が、緑沙の宿った人形と過ごすことで、生きる気力を取り戻すさまに、ぐっときました。人形とのやりとりがコミカルで楽しく、会話が生き生きとしていて、そのスピーディーな展開が、1日の速さを象徴しているようで、最後切なくもなりました。でも、一歩踏み出せた博啓のことを、これからも緑沙は見守ってくれるのだろうと思うと、心が温かくなります。
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