青端佐久彦

三幕③更新完了! シーズン2に蓋勲参戦!! いやー、シーズン1に引き続きの続投ですねぇ。頑張ってほしいところです。 黄巾の乱を経て、蓋勲も一皮むけました。 三つ子の魂百まで、と言いますが、佐久彦は修羅場を体験すると、人間、いくつになっても変わると思っています。 だから、命を懸けた戦場では、人が一瞬だけ煌めくということがあるんでしょうね。 さて、人物紹介。 蓋勲。字は元固。 なんと、この辺りのエピソード、またも、史実です。 蓋勲の周りにはなんでか、問題児が多く、しかも、蓋勲が忠告しても聞いてくれない問題児ばかりです。なんでや。蓋勲悪くないやろ! 范津。字はオリジナル。 傅燮が漢陽郡太守に任命される際、その前任者だったことから歴史に名を残した人。他に資料がない。マジでない。 時間軸的に恐らく蓋勲が長吏となったのは范津の代かその前のどちらか。 作劇の都合的に、范津が蓋勲を見出したことにした。 蘇格。名前はオリジナル。 今巻の一幕に登場した蓋勲の敵にしてチクリ魔。 先代涼州刺史の梁鵠に仕えた従事だったが、新しく赴任してきた左昌からは煙たがられながらも従事を続投している。 一幕で出てきたときには、再登場の余地を残してみたが、まさか本当に再登場するとは思ってなかった。しかもこんなに早く。 ところで、蓋勲も蘇格も嫁さんいるんだろうか? 左昌。字がオリジナル。 時系列的に、辺允は左昌に仕えていた督軍従事のはず。 歴史以上の罪の上塗りをしてしまった。ごめんね。 左昌が起こした軍費横領事件は史実である。 ただこの辺、配信のアーカイブ見た人はわかるかもだけど、洛陽から送られてくる軍費はどういうルートで送られるのか調べが足りないことに気づいた。 普通に考えれば洛陽→刺史→太守→県令という風な金の流れだと思うし、そうじゃないと横領する隙がないと思うの。 でもワンチャン、洛陽→刺史、洛陽→太守、洛陽→県令という流れだった場合、太守や県令が軍費や開発費を削って刺史に賄賂を贈った結果、軍費が足りなくなった可能性がある。 そうだった場合、左昌はトカゲのしっぽキリにあったことになるわけで。 それはそれで、面白かったかもしれない。 次回、董卓軍のお話。中平二年のお話。 お楽しみに!

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