Regen

96はハートフルなハードボイルド!
白夜区を舞台に繰り広げられる事件や人間模様のドラマを満喫しました。 魅力ある新たな登場人物も沢山出てきましたが、霜月さんや高さんといった懐かしい人たちも出てきて、今までの物語や世界がずっと繋がりながらも、これだけの人数を動かしてお話を進めていく手腕にも惚れ惚れしながら拝読しました。 いつもながらどうなっていくのか予想のつかないストーリーの展開に感嘆しながらも唯一、和音くん(小学校4年生)→10年前のトラックが突っ込んできた事件、が出てきた後、次第に、あ、これはもしかして…と思うようになりました。 でも、いい案配の匙加減で書かれていたので確信はなく、それでも予測して心構えをしてはしていたものの、やっぱり最後のシーンには涙してしまいました。 ろなさまの文章は、まるで映画を見ているかのような臨場感があって、例えば「濃い琥珀色のカクテルの表面に映り込んだ、こちらを監視しているかのようなバーテンダーの不自然な動きを…」(p119)というようなハードボイルドな感じの表現をされているのも好きで、印象に深く残っています。 そして、ハートフルな表現もお見事で、特に笑いは「どうしてこんなに笑ってしまうのだろう?今回はどんなところで笑ったんだっけ?」と思って読み返してみたところ、全裸紳士とかカギピッピとかマリネさんの発明品の名前とか…今、書いていて気づいたのですが、笑いの部分の約9割はマリネさん絡みでした(笑)マリネさん最強! 私事で恐縮なのですが、朝起きるのが苦手なのに5時に起床しなければいけない生活なので、出勤前に朝読(朝の読書)しよう!と思い立ち、毎朝、死神花火のお話を読んでいました。 おかげで、アドレナリンとドーパミンとセロトニンがほどよい具合に体内を駆け巡り、元気に一日を始めることができました。96は心のエナジードリンクです! 連載が終わってしまったので、これからしばらく朝ダルな毎日になってしまいますが、来年?再び96の新作連載が読めることを心待ちにしています。 次回はいよいよ10作目ですね。 その時は応援班で、お赤飯のおにぎりを作って、お祝いの差し入れに参ります。
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Regenさま、たくさんの応援そしてレビューまで!すごく嬉しいです!ありがとうございます!(;ω;)✨ たまたまなのですが【5】【7】【9】と、ひとつ飛ばしで白夜区が舞台になり、どうせなら三部作として、この土地に絡んだ人たちを思い切り登場させてみよう!と思っていたので、高や霜月まで覚えていてくださったのも嬉しかったです// おぉ、Regenさま名探偵! 4年生で気付いてくださっていたのですね!すごい!✨ ノーヒントで「あれ?もしかして」と伏線に気付いて読み進めたら予想がズバリ当たっていたり、逆に「そういうことか!」と騙されたり、そんな楽しみ方をしていただけたら嬉しいなぁと思いながら「96シリ
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丁寧なお返事をありがとうございました😊 シリーズで続くからこその白夜区3部作だったのですね! 次作(やスター特典)は、果たして笑いかラブかバトルかミステリかサスペンスか…期待してお待ちしています✨ *インフル後遺症の咳が長引かれているそうで、お辛いことでしょう…😢 どうぞご自愛ください🙏
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