グレコ

昔の光いま何処
こはるさんの書かれる作品、もちろんコメディちっくなお話も大好きなのですが、個人的にはシリアスな作品が一番好きだったりします。 今作も、ヒリヒリした痛みを感じました。 この作品は音楽の世界が主軸ですが、人間の嫉妬や羨望、あわよくば蹴落としたい、そしてそんな自分を正当化したい、という感情や行動は日常生活において 誰にでも起こり得ることです。 主人公が可哀想、または 酷いことをしたのだからラストがそうなるのは仕方がないよね、そんな単純な感想では済まない。 純粋であるが故の、葛藤と苦悩が丁寧に描かれていることにより、深く心を抉られました。 今、私の頭の中に流れているのは、昔の光いま何処── 奥深い作品を読ませていただき、ありがとうございました。
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グレコさま、 最後までお付き合いいただき、しかもステキなレビューまで(!)いただき、ありがとうございました。 今回はおふざけゼロ、おもんないよなあ〜と思っていたので、シリアス好きと言って貰えて、とても嬉しいです! 地獄は自分の良心の呵責から、悪霊は自分の姿が形を変えたもの、嫉妬や羨みは、いつか自滅を誘うのよ、と、自戒の意味も込めております(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” 「あな殺」は先が読めない状況になってきていて、ますます楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))
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