浅果好宗

沁みますねぇ
物語には静的な物語と動的な物語がありますが、静的な物語の良さってじわじわと身体に物語が沁み込んでくる感覚が癖になるのですよね。この物語は間違いなく静的な物語、静かにゆっくりと物語が流れていく。それこそ少し冷めて口当たりの良くなったコーヒーのように沁み込んできます。優しい人ばかりで悪人は誰もいない。世の中はそこはかとなく優しさに溢れているようにすら感じます。 その上で保護犬活動の大変さや生き物を飼うことの苦労や喜び、失ったときの切なさ。じんわり沁みくてくるような展開なのに、犬をテーマにしたとき込めたい題材をさらりと散りばめているあたり、やはり上手いですね。 今回もレインキャッチャーの謎は明かされませんでしたが、それでも楽しませて頂きました♪ ほっこり温かい、寒さも忘れるような優しい物語でした♪
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いやあ、上手いかどうかはわかりませんが、楽しく読んでいただいたみたいで嬉しいです🐶 素敵な感想ありがとうございました🐏
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