かさね

完璧な復讐劇が爽快でした
主人公の成美が常に冷静でスマートに復讐への道筋を立てていく姿が気持ち良く、例えば不測の事態で掻き乱されたり狼狽えて主導権を握られるようなこともないので安心して読み進められました。 そんな中、完璧な成美がペースを乱される場面が度々ある数少ない(ただ1人のと言っても過言ではない)相手といえば瑞希だったな…とこれを書きながらふと思いました。瑞希のしたことはまさしく最低ですが、成美と過去に繋がりがあったことが出てきた時点でこれはもしかして?と思っていたので2人の結末にも納得です。 成美が思い描いていた穏やかな幸せのあるエピローグは素直に良かったなと思いました。 ただ唯一不安なところは柊斗や莉々花といった悪人達のその後に触れられていない点ですね…。 この手の話を読むと、いつか幸せな主人公達の前に復讐に現れるんじゃないかとハラハラしてしまうのでそこだけ懸念でした。「復讐は終わらせないと負の連鎖が続く」と何度か繰り返し書かれていましたし、さすがに自省して大人しくなっているだろうと願うばかりです。
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かさね様 感想をいただきありがとうございます☺️ 完璧な成美は自分自身で完璧を作り上げた、実は繊細な普通の女性でした😌 瑞希に心を乱される部分を感じ取っていただけたようで嬉しいです。 この物語は、かさね様がおっしゃっているように、復讐してスカッと!ではなく、復讐はどこかで終わらせないと連鎖が続く。をテーマに書いています。 私の書きたかったテーマや物語の本質を理解していただけたような感想に胸を踊らせました🥰 最後まで読んでくださりありがとうございました!

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