深厚院

桐崎さん、こんばんは。 夜分遅くに申し訳ありません。 『魄』を読了した感動が未だ冷めやらぬ心境なので、あれだけぺコメを記載した上での感想はクドいかと案じつつも、送らせて頂いた次第です(><)*。 先ずは最初の冒頭に入る前の段階で、心理的に読める処までチャレンジしたい様な、大変失礼なぺコメを記載した事を心より申し訳無く、深くお詫び致します。 桐崎さんの作品を貶めるだけで無く、他の読者の皆様にも目障りになると自戒の想いに包まれ、自分の記載文を消去致しましたので、桐崎さんの返答ぺコメもお手間で無ければ消去して下さったらと想います。 浬と理陽の邂逅から次々に展開する事態の動向に、沢山の笑いと涙を誘われ、毎日本当に楽しく拝読しました。 二人が大人社会の中で、不器用ながらも自分の想いを届けて行こうと努める姿を見守りながら、自分を含む傷付き挫折し易い現代人の課題を鑑みる想いで読了しました。 黄泉の伊邪那美が登場する場面は圧倒的な世界観で、逆産みの情景描写は正に桐崎さんの真骨頂でしたね。 黄泉に天は無いけど果ても無いの一文で、閉塞感の強い印象があった濃紫の世界が一気に開けました… これ迄、伊邪那美に対して憐憫の想いを抱いていた自分が浅慮に感じ、現世の残滓の様な朧な念を想起する白い幼虫を自らは払う事もせず凛と佇み、ただ黄泉の泉の中で雷光で焼き昇華させる姿は偏に聖母の様で、強く深い慈愛に魅せられた瞬間が脳裏に焼き付いています。 桐崎さんの創作の世界と理解しつつも、私の中の伊邪那美の観念として揺るぎなく嵌った感を覚えました。 任侠道の世界を彷彿とさせる連蒼も、万象シリーズでは珍しいタイプかと想え、貫禄を見せつつも粋な雰囲気が薫る彼の人物像は格好良くて、映画やアニメ等でもほんの脇役で根強いファンが付く立ち位置かなと感じましたね(*^^*) 凪の心奥の願いを垣間見ながら、朋樹達も神々達も鋭意取り組んでいる事と想いを馳せ、泰河の無事を共に祈り、胸が熱くなる読後感でした… 今作にも人の縁の尊さと想いの強さを諭される一時を戴きました。 感慨深い作品を公開して下さって、本当にありがとうございました。 今年も残り僅かとなりましたが、冷え込む時節となりましたので、桐崎さんも体調等崩されません様、お体を労わってお過ごし下さいませ。
1件・1件
こんばんは(^^) ご感想コメントありがとうございます!! 最初のページコメント、削除されたんですね 気付きませんでした( ゚д゚) こちらも削除しときますねヽ(*´∀`)ノ 浬や理陽、年齢的には成人なのですが、これから人生経験を積んでいくところであろうところで昇ってしまっているので、そうしたところも含めていろいろな経験を積んでもらおうと思ってます( ̄ー ̄)b 伊邪那美命に関しては... 伊邪那岐生命と伊邪那美命は “離縁して終わり”... で、その後、伊邪那美命は もうご登場されなくなるんですよね (こうした事は日本神話に限った事ではないと思いますが、殊に日本神話には多い気がします)
1件

/1ページ

1件