青端佐久彦

三幕⑥更新完了。 張温さんの話です。 張温はシーズン3か4で主要人物を張る予定のキャラです。だから先出し。チョイ出し。少数巻に相応しい顔見せ回でした。 今回は新解釈要素は少なめ。 張温周りのお話は張陵の話も張玄の話も趙忠の話も史実です。 まあ、趙忠の話に張温が絡んだという記録はないのですが。 皇甫嵩が行間でさらっとやらかしていたわけです。 あまりこういう手法は使いたくないのですが、もともとカットするつもりだった話をやっぱつーかお、とした結果多少の辻褄を合わせてまろびだしました。 張温は自分の中にルールがあるタイプのお爺ちゃんです。 そういう意味では王允とも似てるところがあるのですが、王允とはルールが違います。 騒ぎを起こさない。 それこそが、張温の遵守するルールです。 だから宦官とも対立しません。董卓とも対立しないようにしたかった。 それで結局、後世からは評価が低いのですが(優柔不断とか、正義がないとか)、本当に優柔不断だったら辺章韓遂の乱はもっと荒れてますって。 という、観点から、優秀というわけではないですが、大物感を出したい所存でした。出てたかな? 果たして、今回登場した人たちで再登場する余地のある人はどれくらいいるのでしょうか。 周慎は出るでしょ。 まだキャラ薄い人。でもたぶん、武芸に秀でて猪武者。息子の周毖の方が幾分政治力あるかも。 で、袁滂も出るでしょ。 純粋無垢の人。活躍が史実でほとんどない人。息子の方が有名な人。 どうしようか。辺章たちと仲良くさせてみようか。 で、張玄。こいつがわからない。 史実だとこれ以降の登場ないんだもの。ていうか、このシーンにしか出ないはず。 従軍させてもいいかもしんないけど、張温の部隊って陶謙に孫堅とキャラ濃いんだよなぁ。出してもいいけど、活躍させてあげられなさそうで悲しみ。 趙忠はまた随所で顔を出すことでしょう。 張譲が腹に抱え込みながら表面上はにこやかに接するのに対し、趙忠は瞬間爆破瞬間冷却のイメージ。 怒ったと思ったけど、違う話したら怒ってたことも忘れちゃうタイプの人。 本編でも、張温の気を逸らす作戦がうまくいってましたね。 さて、スケジュールを考えるともう一話入れたい。 だから入れる。 次回、孟達と法正を久しぶりに使うよ! またね!

この投稿に対するコメントはありません