改めて読み直しました。よかったです。
なんだろう、「ありのままの自分でいればいい」「好きなこと、やりたいことを探せばいい」「疲れた時は休んでいい」っていう根底の世界観はそう思うんですが、ですが、ある種の界隈がこれを貫くあまり無視しがちな『でも』。「地味で退屈な努力を軽んじていいわけじゃない」「立場や年齢相応には社会的に求められる義務と態度はある」「しなくちゃいけないことを放棄していいわけでもない」っていうこともちゃんと書かれていて、このバランス感覚がすごくしっかりしているのがとてもよかったです。
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あやさわえりこ