みか

ありがとうございます
なんとお優しい、いぬいりんこ様。 …………誰であっても、作家になれます。 なぜかというと、誰でも生まれながらの創造者だからです。 落涙は流星、笑顔は満月であり、漆黒へ彩りを加え、夜空を構成します。 いくつもの思い出は、物語を織り成すためのひとつひとつの糸です。 思い出とは、いつかの誰かの何かから生じた純粋な物語の一部そのものです。 その者が出会ったとき、そのときにその者が愛している色の影響を受けて、物語は特定の色に染め上げられます。 記憶とはどこまでも続く夜闇であり、星のきらめきや月明かりに照らされ、助けられ、覆っている雲をかき分けて、思い出の糸をたぐり寄せたあなたはあなたの物語を紡ぎます。 あなたの経験は数え切れないほどに存在する星々なのです。 あなたが知るさまざまなかたちへ変化する月はあなたの感情なのです。 これでもう、おわかりでしょう。 誰でも、作家になれるのです。 いいえ、誰でも作家そのもの、といってもよいでしょう。 あなたが紡ぐ物語、つまり作品はどこかで輝く光となります。 光を放つあなたがいる、ということがこれを証しています。
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コメントそのものが、物語で…。しんしんと心に積もる雪のように、聖夜に届いた贈り物になりました。 書く事が、生きた証。御礼申し上げます。
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