怒涛のインパクト!
 ある男が殺された。一見何の変哲もないミステリー小説。やけに特殊な名前にふと興味本位でページをめくる。そして、起き上がる。……起き上がる!?  衝撃にマヒした感覚。ところどころ滲みだしていたハズの非日常や異端の端くれに目をやることも忘れて、どこか浪漫を思い出させる文体を指でなぞれば。あとはもう手遅れでした。気が付いたら読んでしまう。そんな魔力に満ちた作品だと思います。  キャラが全体的によく個性が出ているほか、キャラ同士の関係性もしっかりと構築されています。また、描写はシッカリしている一方で展開自体はポンポンと進んでくれるので、全体を通して非常に読みやすい作品だとも感じました。  読者を引き込むインパクトと、つかんで離さない展開。二つがあるこの作品は、一度読んでしまえばたちまち虜にしてくれます。これからも続きの執筆がんばってください。応援しています!
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感想をいただきました。ありがとうございます! これからも『血と狼』執筆の応援をよろしくお願いします!
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