きっかけは小さくとも繋ぐものは大きい
とある夫婦の物語なのだが、娘の視点を強く感じる物語だった。 「子は鎹」と言うけれど。それは同時に夫婦が終わってしまっている事を意味する。 ならばこの作品はどうか。私には咲が「木組み」する棟梁に思えた。すり減って平らに見えていたものに、まだ繋がれる凸と凹があることに気付かされる。 クリアな文章に情景が目に浮かぶようでした。
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わーい嬉 素敵なレビューありがとございますっ! このお話って実は娘の握ってるイニシアチブの放棄で物語が動くんですよね。視点や角度を変えたのは二人の関係の結晶という形であり、その娘を「木組み」と表すのは面白い。それを失う瞬間に僅かな凹凸を感じたというのも、何とも素敵じゃん!w さすが夜空さん。うまいなあー。
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感想下手だけど書きたくて😅 喜んでもらえたなら良かった(安堵)

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