稲着よふみ

「友達」から「好きな人」へ
トピック「高校生の恋愛が主題の作品を募集」への書き込みありがとうございます。 バッド君は天使である。あらすじの時点で理解はしていたのですが、天使という言葉から連想される性格とは程遠い少年に驚きました。 みる香もみる香で、気弱でありつつ芯の強さを持った少女で、目を見張りました。 トピックで付き合うまでの過程を描いた物語だと伺いましたので、二人の何がどう変化していくのか、心を躍らせて拝読しました。 みる香の友達作りに、出会いとの違いが明確で感慨深い夏祭り、バッド君がみる香に隠し通そうとした秘密など、胸を打つエピソードがたくさんありました。 中でも、第十三話『黒い男』が心に残っています。それまでも天使の力に驚かされることは多々ありましたが、一番衝撃的な能力で、ぞっとしました。一方で、みる香のために能力を使ったのだと知って胸が高鳴りました。78ページに書かれているバッド君の独白がとても好きです。 私事ですが、『バッド君と私』は書き手としても感銘を受けた作品でした。私もいつか、恋愛過程を丁寧に描いた長編を書いて、完結させたいと憧れを抱いております。 トピックにて素敵な作品をご紹介いただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。
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長い物語を最後までお読み下さりありがとうございます! そしてご丁寧で大変有難い感想を書いていただき重ね重ねとなりますがお礼を申し上げます。 バッドの性格はとても天使とは思えない最悪なものですが、そんな男の子がみる香という存在と関わっていく中で変化していきます。稲着よふみさんの感想を拝見してそれを表現でき良かったと思っております。 また、楽しんで拝読していただけたようで嬉しかったです。 十三話の話は視点によって大分印象が変わるかと思います。バッドが大切な存在になりつつあるみる香を守る為に悪になる場面であり、彼の非情的な性格も書けたので満足している話でした。自分の中でも思い入れの強いシーンで
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