青端佐久彦

短編集の中にさらに小咄集をぶっこむ乗ってどうなの? どうも。四幕最初の話、アップ完了でーす。 いやね、最初は麹勝の話だけにしようと思ったんですよ? でもちょっと短すぎて。 なので、四幕で動かす二つの局面。そこのメインキャラたちに登場してもらいました。 まずはひとつ目の局面。 張繍周りですね。 麹勝は、目上の人間を全て憎む攻撃性の高い存在としてキャラメイクしました。 劉雋に襲いかかるわけですが、身分格差による問題を改革しようとしている劉雋こそが、身分格差を恨む獣に襲われるという皮肉の利いた物語にしようと思った次第です。 悪のカリスマに近い存在として麹勝を登場させたのは、まあ、張繍シナリオの最初のボスが麹勝だから、という意味合いもあるのかなと今思いました(笑)。 もう一つの局面が蓋勲周りであり、辺章・韓遂周りでもあります。 まずフラグが一つ。 辺章韓遂の改名イベントが終わりました。 思ったよりもあっさり流れましたが、辺允や韓約の字は、この時の『名前交換』のために作ったものだったので、ようやく日の目を見ました。 この二人、お互いにお互いを好きじゃないと言っておきながらちょっと気持ち悪いぐらいのマブダチムーブをすることがあるわけです。だって、ヒッキーと隼人がモデルだもの。 で、次に、蓋勲の異動先・阿陽県の職員の顔見せです。 とはいっても、大事なのは従事の二人。一応、後漢書に名前が出るので登場させたかったわけです。 県長・辛章。 彼はすべてがオリジナルです。 なんだったら、阿陽県の規模とかわからないので、もしかしたら、県令かもしれない人です。でも、そんな阿陽県って大きくないんじゃないかなって思うので県長にしました。 従事・辛曾。 彼は字がオリジナルです。 オドオドとした気弱なおっさんです。 従事・孔常。 彼も字がオリジナルです。 セリフの最初の一節を繰り返すというキャラです。 加えて、にこちゃんマークみたいな顔して腹の中で頭を回すいやらしい感じのキャラです。 ぱっと見はショタ枠に見えたらいいなぁ。 さて、次回ですが、最初に動くのは蓋勲の局面です。 遂に動き出す・上洛軍。 目的は、汚職官吏。 左昌の身に危険が迫ります。 左昌「たちゅけて~」 次回、デュエルスタンバイ☆

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