抜け落ちた記憶は保身のためか復讐のためか。
自身を構成する全てを失ったと悟った時、人はどうするのだろうか。 幼な子ならば。心の均衡を保つために、目の前の相手に縋り付くかもしれない。犯人だという記憶を封じ込めてまでも。 しかし記憶は悪魔として刻み込まれ、封印を解こうとする。それは家族を殺した憎き犯人を断じたい、もう一人の自身の叫び。 戦慄と共に虚構の世界が崩れた今、為すべき事はただひとつ。 主人公の苦しみが色々想像を掻き立て、勝手にこんな考察をしてしまいました。 犯人の心境も興味深いです。 良きサスペンスっぷりでおもしろかったです!
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ありがとうございます😭 幼かったゆえに懐柔されたのかもしれませんね。事件後、何度も何度も会って良い人だと植え付けたというイメージで書きました 目の前にいる人が自分の思っていたような人ではなかったと知った時、しかも家族を奪った相手だと悟った時、私なら世界は崩れさるだろうし、多くを後悔し、憎しみに転換すると思いました 思いついた時は良いと思ったのですが、もっとこう書き方があったんじゃないかと頭を抱えてました(笑) ステキな感想ありがとうございました
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