oKaYu*

葉方さんへ こんばんは🌃 おひさしぶりです。 『きみは、月の光』 連載中に追っていて、さっき改めて読ませてもらって、今、感想を送らせてもらいます。 やっぱり、ぼくの好きな「葉方さんワールド」が詰まったストーリーでした。 たとえば、 P.9『月の光が、今日も優しく音楽室を照らしていた。』 P.10『真っ白な満月は〜…』 P.14『視界の端にぼんやりと映るイルミネーションの光の玉が〜』 ・・・など、この風景と人間の感情が調和してるところ! 月光みたいにキラッと輝く文章が、絶妙な均衡で散りばめられていて。 P.11ページは好きポイントのハイライトかもしれなくて、勝手に葉方さんのツボ!と思ってます🙇 この「きもちが揺れ動いてながれていく速度」「何度も心のなかでくり返して心情を確かめる(その揺れ方、流れ方までも)」感じ、ぼくの好みでもありますし、ほんとうに音楽を聴いてるみたいです。光莉さんの一人称/心理描写(メロディ)、句読点の位置(リズム)、この圧倒的な瞬間に留まれたら・・と願いたくなりました。 正直、物語の終わり方は予想外でした。ラスト5ページのショックたるや・・! もっとソフトなストーリー進行で起承転結を意識せず完結する世界観でも成立しそうなのに、物語はこのラストを選んだんですね。物語も光莉さんも(当然、葉方さんも)真摯に『夜行症』と向き合った結果なんだと思いました。 P.25『彼女の心の声が響いた気がする』 気のせいじゃなくて、ほんとに「こういうこと」があるって、ぼくも思います。ふと心が繋がる瞬間。人智を凌駕するような、理屈だって超越しちゃうコミュニケーション。 光莉さんみたいに純真な魂をもつひとが星になってくれるから、夜空の星々はこんなにきれいなのかもしれませんね。 ・・ここからは、ぼくだけの物語になりますが。 星降るきれいな夜、 昴くんが光莉さんを見つけて手を振るのがさきでしょうか。 それとも、光莉さんのほうが早く見つけて、昴くんの歩く道を照らしちゃうのでしょうか。 競争ですね。 いつか、ちょっと遠い未来、どこか『学校の校門』に次いで2つめの待ち合わせ場所で、ふたりは勝敗を笑い合う気がしてならないのです。 いつも長々とすいません💧 ここで失礼します。 ありがとうございました🎹 おかゆより
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oKaYuさま こんにちは。 この度は、拙作をお読みいただき、また素敵な感想までくださいまして、ありがとうございます! 具体的な描写まで挙げてくださって、感無量です。ピアノがテーマの物語だったので、どうやって文章で音楽を奏でようか、あれこれ考えながら描写をいたしました。 無事に伝わっていたようで何よりです。 ラストに関しては、二人の幸せを願ってくださっていたからこそ、ショックを与えてしまって申し訳ありません……! おっしゃる通り、二人の物語を本物にしたかったという想いから、この結末を選びました。 光莉が元気なまま、昴と結婚する未来も想像してみると幸せな気持ちになります。 oKaYu様が
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