御子神 楓月

残酷でいて、幸せな物語
残酷でいて、幸せな物語だと思いました。 命を分ける事が出来る主人公。そして事故が原因で眠って起きない悠人。 そんな彼に、他の人から命を奪い、分け与えて長生きさせようとする主人公。 その姿を見て、大切な人の為ならば、自分が罪を背負って苦しんでまで、他の人の命を奪えてしまうと言う事が恐ろしくも感じましたが、同時にそれだけ大切だったのだなと実感しました。 最後のシーンでは、涙が止まりませんでした。そして、やはり主人公は悠人が、とても大切だったのだなと改めて思いました。 中々残酷ではありましたが、それでいて最期2人で学生の時みたいに過ごしたのは、最期2人で一緒に過ごせたのは幸せだったのではないかな、と。 何より描写が凄く綺麗で丁寧で良かったです。そのおかげで、より世界観に引き込まれました。 素敵な作品を提供して下さり有り難う御座います。
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この度は作品を読んでいただき、ありがとうございます。 彼らの葛藤や最期を見届けていただけたこと、大変嬉しく思います。 描写に力を入れたので非常に有り難いお言葉です。 こちらこそ、素敵なご感想をいただけで感謝です。ありがとうございます。
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