大佐戸達也

逃げようのない事実、心に浮かび来る感情たち。珠玉の感動作でした。
 自分がエブリスタに登録してから読ませて頂いた、たくさんの作家さんの数々の作品の中でも、これは珠玉の一作だと思いました。  「由衣」には病気がちの姉がいる。母はいつも姉のことで頭がいっぱいで、由衣は母の顔色を窺いながら生きてきた。姉は優しくて、でも自分は優しくはない。姉の容態が悪化し、由衣は入院中の彼女を見舞うが――。  逃げようのない事実を突きつけられ、自分の心に次々と浮かんでくる小さなあぶくに似た感情たちを、目を背けながらもひとつひとつ掬いあげようと煩悶する。そして、タイトルの「嘘」の意味とは…。言葉にならないくらい感動しました。
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大佐戸達也さん 【夜は嘘にふるえてる】への感想ありがとうございます!  素敵なお言葉をいただいて、私こそ、本当に言葉にできないくらい嬉しいです。 【夜は嘘にふるえてる】は、私にとっても思い入れの深いお話で、書き上がったときのことは今でもよく覚えています。 由衣のことを、またこのお話を、大佐戸さんのお言葉ですくいあげてくださって、本当にありがとうございます。
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これだけでなく、素晴らしい作品群を読ませて頂いて感謝しかないです。たまたま小槻さんを知ることができてラッキーです(笑)
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