大佐戸達也

ラストがすごく良いのですが、途中も好きです。
 「私」が「彼」と待ち合わせをするシーンから始まるお話です。二人はカフェに行って、それから財布を買う。自然な会話、楽しそうなやり取り、溢れる感情のキラキラ。幸せな、特別な一日が描かれています。  読み終わってみて、「ああ…」と感嘆が漏れるような、すごく締め付けられる切ない物語でした。ラストが良いので、二度読みをオススメします。時間も空間も心模様も、ナチュラルに流れていくので、まるで自分が体感しているようでした。
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