大佐戸達也

手紙をテーマにした作品で、ラストすごく惹かれました
 読まれたくない、と思いながら書かれた手紙をめぐるお話です。書いた男と、受け取った文盲の少女、少女に字を教えることとなった少女の友人…。3人の心情がとても精緻に描かれていて、短編ですが読み応えがありました。ラスト1行がすごく好きです。

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