屋久堂義尊

https://estar.jp/novels/24520933『機械化兵士ガウハレス』更新しました。ワスとナックルの戦い、そして新たな使い方をされるゲーツェーのバスター砲、皇帝からフラットに贈られた物。色々内容が濃い物になっていると思います。  今日はフランソワ・メディルについて少し話そうかと思います。実は『機械化兵士ガウハレス』は一応の叩き台を最初に漫画原作で作ってそれから描いているストーリーになります。しかしながらその謂わば原案と言える漫画版『機械化兵士ガウハレス』にはフランソワ・メディルは登場しません。小説化とする際に、ワス、テレサ、マオの緩衝材になるようなキャラクターが欲しいとなり、それでフランソワ・メディルは生まれました。しかし、フランソワを生み出すに当たり、彼女の物語を深く作ろうと一つ名前の事を取り上げてエピソードとして本編に含みました。  そんなフランソワは、結構ヘビーな家庭環境を持っているのですが、それでも腐らない、そういう一種しっかり者のお姉さん的なキャラクターを書きたかったのです。  フランソワは或る意味さっぱりした性格です。例えばマオの事を、当初は距離を置いていたものの、結局は同じ目標こそ持っていなくとも進む道筋は同じ仲間だと認めていたりします。テレサなんかそこで割り切って考える事が出来ないんですが、フランソワはあっさり受け入れてしまいます。それはフランベ艦長マーシャ・エコーにも近い感覚かもしれません。彼女達は自分達の戦力を増強する物が有るのならばそれを或る程度の妥協を入れて頼るべきだと考えているのです。同時にそれはベトレイヤー内の多様性が認められる地点です。  一方フランソワに対する者として特にここ最近保守的動きが激しいのがバイオラ・ボルクスだったりします。バイオラは完全にマオを仲間とは認めていません。勿論それにはマオの頑なな態度にも理由が有りますが、しかしマオがここまでベトレイヤーの為に戦っているのに未だに認めないのもどうかと思います。  ただそこはマオが図々しいと言う意見も有ると思います。一概にバイオラが悪いとは言えませんね。  さて、首が痛いし仕事がしんどいし中々大変ですが、また更新して行きたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。今回更新したエピソードも是非お読み下さい。
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