ともなり

超・妄想コンテスト『ふるえる』裏会場銅賞受賞作品
『甲斐の虎』と評される武田信玄の息子が父の人となりに向かい合うお話。父の様になれなかった自分の無力さと実績を残した父の偉大さの差を思い知る彼が知らされる父の真実は彼にとって衝撃的なものでした。お話の組み立て方は上手く、また読みやすくもあるのですいすいと読み進めることが出来ました。ただステゾウの現れる必然性があまりにも弱く思え、一体何の為に何故今頃と思えてしまいました。こんなことが出来るのであればもっと前に助言できた筈でもあり、信玄を崇拝するのであれば彼が認めた後継ぎをコケにするようなこともしない気がしました。
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選んでいただき光栄です!楽しく読んでいただいた部分はもちろん、率直におっしゃっていただいた作中要素の違和感についても、非常に参考、励みになりました。 素敵な感想ありがとうございました。
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素敵な作品をありがとうございました。

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