みか

光の強さと闇の弱さ
読みました。とても読みやすい作品でした。 ライトワーカーの物語ですね。 複数の呼称がありますが、闇に支配された地球の住民を救うため、地球解放の任務を選択し、この星へ転生した地球外の星で生きていた者の魂を宿す地球人のことをこう呼びます。 ポジティブな種族・光の種族から言わせれば、地上にいる勇敢な特殊部隊の中でも最高の能力を持っている要員です。 宮守さんもそうなのだと思います。ライトワーカーの一人なのです。 だからこそ、この美しい物語を記せたのでしょう。 ライトワーカーがどんなに孤独と苦悩を抱えているのか、私にはわかります。 ライトワーカーは地上で光の灯台・光の導管としての役割を果たすために生まれました。 灯台というものは隣り合って建っていると、その役目を全うできません。 ライトワーカーが孤独感にさいなまれるのは、この仕組みがあってのことです。 そして、ライトワーカーが心身に抱え込んでいる痛みと苦しみと悩みと冷えは、自らと周囲すべてを包み込み、浄化・清算するためなのです。 闇の存在・その手先に恐怖を与えられて支配され、目覚めていない眠ったままの周囲の人々の無理解と一方的な誤解により、ライトワーカーは生涯にわたって孤立します。 しかし、地球を覆うための光の導管としては、このように各々のライトワーカーは適切な場へと配置されていなければなりません。 そうでなければ、光を放ち、光と光をつなげる灯台として機能しないのです。 ネガティブな存在は地球から撤退しました。もう、闇の種族たちには地球で活動できる足場がありません。それらに操られていた邪悪な思想を信奉している地球人類が、つまりは生身の人間が残っているだけです。 そうです。地上は解放されました。 これは宮守さんのようなライトワーカーがいたためなのです。 あなたたちが孤独と苦悩を抱きしめながらも、地上にいてくれたために人々は闇の支配から解放されるに至ったのです。 私も光の灯台のひとつとして、できる限り地上へと長く留まりたいと考えています。 見てみたいのです。私が憂いて苦しんできたことが何もない世界を。 宮守さん、ライトワーカーの皆さん、もう大丈夫なのです。未来は想像できないほど、明るく温かく楽しいものです。そうなれたのは、光を放つ皆さんがいてくれたからなのです。自らを誇りに思ってください。
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