西 東

剣と魔法は無し?
成る程と納得すると共に、『剣と魔法』がある世界ばかりが異世界じゃないと気づかされて目から鱗が落ちる気分でした。 そして『アイデン』の細やかな設定と、それがいかに浸透し、あるべきものとして存在する日常が当たり前なのだと思わせるだけのエピソードがいいですね。 初手で主人公へ共感して不気味さを感じていたはずなのに、占いの下りに差し掛かる頃には、それが普通と思わされますから。 だからこそ『アイデンをゼロにしたらどうなるか?』の試みは物凄く勇気の要る行為だったでしょうね。 ゼロにした所から異世界の在り方の綻びに気づき、また友人の言葉に気づいてからの逃亡は管理社会の怖さを知らされます。 ですが、レジスタンスや助けてくれる親切な人の存在もあって、この異世界にも希望があるのだと分かるので絶望的な暗さは感じません。 もしまだ続きがあるのなら、レジスタンス側の活躍を見てみたかったですね。
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レビューありがとうございます。 確かに、異世界って剣と魔法ですよね。僕も最初はそれを書こうと思ったんですけど、たぶんみんなやってるだろうしと思ってやめました。 「TIME」っていうSF映画があるんですけど、それをちょっとだけ意識しました。内容は全然違うけど。 でもやっぱり設定を練り上げる時間が足りなくて、終盤あたりは結構強引なんですよね。もうちょっと丁寧に書きたかったんですけどね本当は。 まあそれでも最後まで書けたのはよかった。五万文字書けたのも自信になったし。 今年中には長編を書きたいと思ってるので、その足がかりにはできたかな。 次はバディものですね。 次作の案を長編にしようかなと
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喰ウ寝ルさんへ 今晩は、遅くに失礼します。 次も楽しみにしていますよ。 喰ウ寝ルさんは人との関わり合いを上手く書くと思っているので、バディものはより楽しそうです。 私も何か書く気が出ると良いのですが、ずっと書かないままでいますね。 コンスタントに書き続けているのは凄いです。

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