川乃千鶴

頭から感情や言葉がぽろぽろ零れていってしまう無の状態でして。エブリスタを開いては読むでも書くでもなく、ぼーっとしています 読めてもスター等送るの忘れたり、コメントもいつもより素っ気なくて申し訳ないな……と、言い訳かもしれませんが現状をお伝えしたくてこれを書いています 以下は暗い話ですので読まなくても大丈夫です この数ヶ月、愛犬を蝕む末期の皮膚ガンと向き合っていました 気付いた時には既に花咲……と言われる、腫瘍が皮膚を破り潰瘍になった状態でした 切除できる腫瘍はすべて摘出し、潰瘍も処置をしてもらっていたのですが。一つ手術をすれば次、また次……と花が咲き、最後の手術の後はこれ以上の手術はせず、自然に任せることでこの一ヶ月を過ごしていました 最後の一ヶ月の進行は早かったです。 術後一週間もせず歩けなくなり、自力で立つことができなくなり、支えても座ることすらできなくなり……。それでも食欲だけはある、病状と裏腹に元気な子でした 体を動かしたり、拭いたりする時に痛がるくらいで、あまり苦痛を訴えることもなかったのですが、患部は確実に増えていって……滲出液がすごかったと言えば、状態が伝わるでしょうか。 病院に行ってももうできることはなく、かと言って安楽死を選択するにはまだ瞳の輝きが消えていない。自然に任せると決めたものの、食欲があるだけに体力が尽きるより早く、体が壊死するかもしれない……最良の選択は何か、と。ずっと、そんなことを考えていました。 そして、遅かれ早かれ来るだろうなと思っていた日が、とうとう来てしまって。これ以上は苦痛でしかないと、医師と家族と相談の上、見送る決断をしました。 賛否はあると思いますが、うちの子に関してこの決断に悔いはありません。悔いがあるなら、もっと早い段階や元気な時にできたことがたくさんあっただろうなという悔いです 同じ病気の子が、遥かに良いケアをされて自宅で息を引き取った例と比べて、うちの子は満足に綺麗にしてあげることもできなかったし、ここまで苦しむ前に決断すべきだったかとか。これは病院でも「本当に難しいこと」「よくここまで看たよ」と仰ってくれたので、自分で折り合いはつけようとしてます 悲しいのに食欲もなくならないし元気なんです。まったく犬も犬なら私もですよ いつのまにか元の調子に戻りますので、そしたら今まで通りよろしくお願いします
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